Translate

2015年2月13日金曜日

カラオケ

韓国で道を歩いていると、とにかくカラオケが多い。こちらではうた(노래)の部屋)という意味で「ノレバン(노래방)」という。夜ご飯を食べながら「今日歌いたいね」「わかる。ノレバン行きますか」と、喫茶店にコーヒーを飲みに行くぐらいに身近な娯楽だ。(言うなれば、大邱は歩いていると喫茶店かノレバンしかない。)日本もカラオケは少なくないけど、韓国ほどは生活に根付いていないと思う……。

スナックにあるような、ワンコインカラオケというのもごくごく普通にあって、一曲ごとにお金を払い歌ってすぐ帰れる。

留学中のクリスマスイブは、寮からワンルームへの引っ越し日と重なってしまい、荷物を整理しながら一足早く年越し気分にひたると共に、やはりひとり寂しかった。

そんな夜中に友人と約束をして公園で運動した後、パン屋さんの店頭で流れるビートルズを聴いて「これだ!」とワンコインカラオケに向かった。店で流れてたAll Need Is LoveとImazineの2曲を歌い、ささいな心配から大きな世界単位の問題までも受けとめられるような寛大な気持ちになって、とても幸せに家に帰った。

0 件のコメント:

コメントを投稿