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2017年6月28日水曜日

ピンチはチャンス。一病息災。

久々に会った父親が、働くうえで大切にするべき、二つのモットー。「ピンチはチャンス」と「一病息災」。

社会人になってから、身内だった父親はいつしか理解者であり、第三者となった。会社での出来事や悩みを経営者の視点で冷静に指摘してくれるのがとてもためになる。いろいろ自分の力足らずで、へこみかけていたけど、少なくとも自分の今の立ち位置は会社にとっては一つの希望であり、未来であり、試行錯誤している最中のものなのだよ、と諭されました。軌道に乗らないうちは、きっといろいろ言われるでしょう。それでも自分の信念にしたがって、とりあえずやることやればいいんだって。 

父曰く、私はもっともっと決め打ちしていったほうがいいらしい。私は、自分が望んだ状況に近くなっている自信はある。ただ、これからどうやって生きていくか。何がこの人生でやりたいかを考えると、うーん。もう一つ何か必要です。まだわからない。 そうそう、一番最初のモットーは、文字通りなんだけど。ピンチ!!(産地に若者がいない!へ通しできない!後継いない!仕事がない!)は常にチャンスだと。困っていることに焦点を当てれば、他にやっている人が誰もいないんだから、一番になれるチャンスなんだと。服が売れない時代に、服を作るっていうのもチャンスかもしれないよね。

 一病息災。これは会社について。歴史がある産地や会社とは、大小問わず、何十年も続くということ自体、恐ろしくすごいことなんだと力説していました。これはまだ会社を持ったことのない私にはわかりきらないけど、想像できないほどすごいんだろうね。 

あとは、えらくならなくていいのだよ、と言ってくれました。好きな人ができて嫁に行きたくなったらそれでいいのだよと。生きているうちにやりたいことができたらそれでいいのだよと。話してくれました。それはすごく嬉しかったな。

父がたまに贅沢をするのは、とりあえず余った人生で財産を使いきろうかなと思うから、らしい。(父らしい考え方である。)私ぐらいの歳の時、1000万くらい稼いでいたらしいよ。すごい人だね。次元が違うよ。現在の生活に慣れた今でも、いつでも5万円アパートの生活で人生楽しめるし、自分の根本は変わってないんだって。素敵ですね〜自分もそうでありたいな。彼としては「自分が、朝鮮人なのに」ここまでやってこれた、それがすごく実感として大きいって言ってた。とても興味深かったな。

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